2020.01.07 UPDATE 2020年あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
今年も、ちえのわ不動産、ちえのわ工房をよろしくお願い申し上げます。
■最近の不動産・建築の状況について
消費増税の影響で不動産も建築も動きが鈍いです。暇と思われると恥ずかしいですが、この不況は、なかなかなもの。通常、不況であれば土地や建築費は下がるはずなのですが、岡山市内の土地の値段は何故か上昇してます。この事務所がある中納言町付近は10年前、1坪あたり40万円前後だったのに、今は坪50万円になってます。この地価高騰は中心部だけで無く郊外にも広がっているようです。
設計料を除いた建築費は、10年前の木造で坪55~60万円だったものが、今は坪75~80万円という感覚です。
それに加えて、全体的な収入減、増税と社会保険料の値上げ、円安による輸入品の価格上昇、職人不足による人件費増、東京オリンピック需要による資材不足と職人不足、という複合的な原因が絡んでいます。
岡山市内の地価高騰は、人口減少により郊外人気が落ちて、中心部の人気が高まって地価上昇。中心部では購入できないからと、郊外に逃げるため、郊外でも意外と地価が高止まり、という事態なのでは無いか、と考えています。
ここまで聞くと、今は不動産も建築も買い時では無いかも?と思われる方がいらっしゃると思いますが、今は「金利が安い」ということが大きなメリットです。私、全期間固定金利でも、1%台がつく時代が来るとは思ってもみませんでした。最近は、目先の安さにひかれて変動を選択する人も多いとは聞くのですが、私は変動はオススメしないです。今、ローン負担をしている人も、変動や一部固定にしている人は、この機会に借り換えをして全期間固定金利にした方がいいと考えています。
現金で不動産を購入したり、建物をリフォームする予定の私は、まだ待ってても安心ね、と考えたあなた。そんなことはありません。円の価値がいつまで安定しているか誰も分からないからです。可能性だけは、良い方も悪い方も考えられます。不動産や建築は、大きなお金が動くので、何もしないことが得策のように思えるかもしれませんが、欲しいときが買い時。そんな自分の買い時の気分を、簡単に壊さないでくださいね。
ちえのわ不動産、ちえのわ工房では、お客さんの予算や暮らしに併せて、住み方を提案する会社です。新しい家が欲しいな、と思ったらぜひ相談にきてくださいね。
今年もよろしくお願い申し上げます。