2019.10.15 UPDATE 台風による災害について思うこと
台風19号の影響で被災された皆様のお見舞いを申し上げます。
今回の台風は、堤防が切れて浸水した建物が多く、不動産屋さんとしても辛いです。浸かっている建物を見ると、ここ20年以内に新築された家、そして老人福祉施設が多いです。
つまり、今まで危ないからと開発を控えてた土地が近年開発されてしまって、そこが堤防が切れると浸水するということ。
私自身も、子供の頃は、堤防が切れるなんて思いもしませんでした。でも、地球温暖化の影響もあるのか、台風が大きくなって降水量も増えて、今までの想定は何も役に立たなくなってきたように思います。
岡山市は、運の悪いことに、元々そんなに土地条件が良くない場所に城下町を作り、干拓で遠浅の海に農地を増やしていきました。近年、その干拓地にまで市街が広がってしまい、川の堤防が切れるとすぐに大洪水になる地形です。
そんな街で、今後どんな風に不動産屋さんを営んでいくのか、災害がある度に悩んでしまいます。
弊社では、少しでも安全に暮らせるような情報の提供に心がけていきたいと考えています。